ご近所周りの挨拶は必要ですか?

 

aisatu

引っ越しの際、隣近所に挨拶に行くのはかつては常識とされていましたが、近年挨拶をしないという人も多くいます。

特に短い間しか住まないようなアパートやマンションなどでは挨拶をしていないという人も珍しくないでしょう。

挨拶しておくことでご近所との関係も良好になりますが、一人暮らしの女性などは挨拶して隣近所に知られることで逆に不安を感じることもあるようです。

今の世の中、挨拶は絶対にしておいた方がいいとは言い切れませんが、多くの方は引越し時に挨拶の必要性は感じているといいます。

単身者はともかく、家族がいる世帯ならほとんどの人が引越しの挨拶をしているようです。

特に小さな子供がいる、ペットを飼っているという人は挨拶をしておくことをおすすめします。

騒音はご近所間でトラブルの元となるものですから、始めからちょっとうるさいかもしれませんと断っておけばトラブルも避けることができるでしょう。

ある調査ではほとんどの人が挨拶に来てくれると好感が持てる、どんな人かわかって良いという意見でした。

迷惑と考える人も中に入るようですが、ごく少数のようです。

引越しの挨拶の際は、何も持たずに挨拶だけするというのもなんですから、一般的には何か粗品を持参します。

これからどうぞよろしくお願いしますという気持ちをこめて、ちょっとしたものを配ります。

持っていく品物は、日常生活で使うようなタオルや入浴剤、石鹸や、ティッシュなどの消耗品がベストです。

ラップやアルミホイルなどのキッチン用品も喜ばれるでしょう。

粗品にのしは必要なのかどうか、堅苦しいのではないかと考える人もいるかもしれませんが、粗品にのしを付けるときちんとした印象を与えるのでぜひつけたいものです。

水引の上にはご挨拶と書き、下には自分の名前を入れます。

挨拶まわりは、一般的にマンションなどの集合住宅は左右隣りと、上下の部屋へ行きます。

自治会があるようなところなら、自治会長さんや班長さんなどにも挨拶に行きましょう。

一戸建ての場合も家の左右、前後の家と自治会長さん、班長さんなどに挨拶に行くのが一般的です。

 

引越し時の挨拶は、新しいご近所さんと面識を持ち、親交を深める良い機会であるため積極的に行っておく事をお勧めします。