引っ越しの際には多くの事務手続きが必要になります。

市役所に転居・転出・転入の届けをするのはもちろんのこと、水道やガスなどのライフラインを止めて、新居ですぐ使えなければなりません。

 
さらに自動車保険の登録住所や各種ポイントカードの登録内容の変更など、細かいことまで挙げていくとキリがありません。

「引っ越しチェックリスト」というものがあります。
引っ越し屋さんがくださると思いますし、検索すればネットでも見つかります。
自分で作ったら挫折しそうなリストなので、この1枚は本当に助かります。

 

それをもとに「事務手続き」と呼べるものを洗い出したら、優先順位を見極めましょう。

(1)これをしないと法律的に引っ越しできない、引っ越し先で生活できないもの。

(2)すぐにでも必要な手続きだが、転居後でも大丈夫そうなもの。

(3)別にいつでもよさそうなもの。

 

市役所への届け出やライフラインの件は(1)に含まれるでしょう。

自動車保険やクレジットカード、銀行への届け出などは(2)に含まれます(新居の住民票が必要で、転居後でないとできない手続きもあります)。

 
ポイントカードやネットショッピングの登録変更は、次に利用する時で十分なので、（3）に該当します。

 

手続きの方法も確認しておきます。
出向く必要があるのか、電話やネットで手続きできるのかなど、把握しておけば確実ですし、「一番楽な方法」を選ぶことができます。

最後に「いつまでに」手続きすべきかのチェックもお忘れなく。ライフラインや郵便の転送などは、あまりギリギリだと窓口で困った顔をされることがあります。

こうして作戦を立ててしまえば、思いのほかスムーズに事が運びます。

 
一度うまくいくと、二回目以降はもっと楽になります。行き当たりばったりは、無駄や見落としの元。やることは多いですが、巧みに乗り越えましょう！